ルクソールは、新王国時代に首都が置かれ、発展した都市です。アメン神を主神として信仰し、多くの神殿があります。ナイル川を挟んで、東側にはカルナック神殿やルクソール神殿が。西側には王家の谷など、死者を埋葬する墓地となっています。ツアーでは、東岸を半日、西岸を半日で観光するケースが一般的です。通常、午後は気温が高いので、午前中だけの二日間に分けて観光する事が多いです。ネフェルタリの墓は人数制限があるので、早朝から出かける必要があります。カルナック神殿では、夜間に「音と光のショー」が催されます。
ルクソールからナイル川に沿って北上すると、デンデラ、アビドスなどの遺跡の有名な場所があります。また、ルクソールの南にはエスナのクヌム神殿が有名です。しかし、これらの場所は治安上若干問題があるため、観光に行く際は、コンボイと言って、多数の観光バスが隊列を組んで行きます。コンボイにはパトカーが随行します。
ルクソール西岸に沈む夕日